井戸掘り 工事工程
井戸掘り機の搬入後に掘削場所の地下に水道管などがないか確認のため手掘りで1mぐらい掘ります。
場所によって水脈までの深さは変わってきますが20~30m掘ればほとんどの場合水が出ます。
掘削の深さは掘削パイプの本数で容易に計算できます。地層によって掘りやすい層と時間のかかる層がありますが価格には反映されません。
掘削が終わったら50mm~100mmのケーシングパイプを掘削した深さまで埋め込みます。底の部分は給水スクリーンを製作します。
ケーシングパイプの回りは小石を埋め込み、ろ過能力を高めます。また地上部分は雨水・汚水の浸入を防ぐためにコンクリートで固めます。
※地上部のコンクリート部分をレンガ作りにする等の加工は別途料金になります。
掘削が終わった井戸の底には堀くず・泥が堆積しています。これを清掃しないと綺麗な井戸水は得られません。
また1年に1回は清掃をお勧めします。別途料金にて行います。
※井戸水は必ず水質検査を行い使用目的に合っているか確認してください。各保健所で実施してくれます。(有料)
井戸は自噴する場合と汲み上げポンプが必要な場合があります。汲み上げポンプ料金は別途です。
汲み上げ用のパイプ(25mmの塩ビ管)を入れ、お客様のご希望のポンプを設置します。
最初は濁りがありますのでしばらく水を出したままにいます。
※作業で使用する水道(約3立方メートル)と電気は、お客様からの支給でお願いいたします。
※掘削作業で出る砂の処分はお客様でお願いいたします