井戸水とは?
基本的に井戸は地下深い水源から取水しているものほど水量は安定し、なおかつ水質も良いとされていて、水源として地下水は重要な存在です。
現在でも所によっては、井戸を飲料用として使用している地域が残されています。
また、井戸水の水温は年間を通してほぼ一定温度を保っている上、ミネラル分を溶かし込み、また、病原細菌や汚染物質について、土壌中の地中微生物を分解したり吸着作用等により常時浄化されています。ただし、浅井戸は地面の汚染に影響され易い為、病原物質や原虫などが増え飲用に適さないケースが多く報告されています。
現在、飲料水用として、水質検査に持ち込まれている検体の中で約95%は飲料用に適していないと言う結果報告も有るようです。飲み水としての活用を希望する際には、必ず専門機関による水質検査が必要でむやみに自己判断で飲料してはいけません。ただ、ここ近年、災害時の水源として浅井戸が見直されていることも事実で多くの自冶体にて導入計画が進んでいます。